オオクワガタのMGM HOME

オオクワガタ採集記8月13日

印旛産オオクワガタ オオクワガタ
千葉県印旛村樹液採集個体42ミリ

  
ここしばらく仕事の都合やこの陽気のせいで採集にも行っておらず、「今年のオオクワは駄目かなあ」と、半分あきらめかけていたのですが、友人の細川さんから、「息子と息子の少年野球チームの先輩兄弟を、ぜひオオクワ採集に連れて行って下さい。」と頼まれて、今年採集実績のあるポイントに私と細川さん、息子さん松尾兄弟の5人で採集に行く事にしました。

 この日の目的は採集というよりは、少年たちに「オオクワ採集の雰囲気を味合わせてあげる」事で、正直あまり期待をしていませんでした。

 PM8:30頃かぶくわMGMを出て軽く食事をし、PM9:30頃採集場所に向かいました。
 この日の降水確率は10%で、雨が降る感じはしなかったのですが、食事が終るとなぜだかポツポツと大粒の雨が降り出しました。
「雨男」の細川さんが一緒にいるとよく雨が降るので、「今日も雨かも・・・」と悪い予感が走ります。
 しかし、去年細川さんも参加した大雨の中で♂58ミリ♀38ミリの採集に成功していますので、少しだけ「去年のように採れたらいいいな」と思いながらも雨が止むの祈りながら車を走らせていました。
  後部座席の少年たちは雨が降り出しても、初めてのオオクワ採集に「ワクワク」して盛り上がっています。

 PM10:00頃採集場所に到着しました。道沿いのクヌギの根際の樹液を見ると、カブト虫が大量に集っています。お盆に沢山のカブト虫が集っているのは異常気象なのでしょう。
     例年でしたらこの時期はカブト虫の発生はそろそろ終わりを迎えて個体数は減り、樹液はノコとコクワばかりのはずです。
  少年たちにカブトが沢山いるよ!と教えてあげたら、早速カブト虫をケースの中に入れ始めました。
  そこのカブトを採り尽くし、今年6月に30ミリ前半の♂を採集した木まで、カブト、コクワを採りながら、周辺から探っていきました。
   しかし、オオクワの姿を全く見ないまま最後の樹(本命の樹)に到着しました。
  本命の樹に着き、まず今年♂30ミリを採集した下の方のウロを見てガッカリしました。
 なんと樹液が止まっています。これでは採集は絶望的です。
  下からぐるりと見た後、「昨年いた洞を見よう」と3メ-ターほど登り上を見上げると、小歯形のオオクワガタが慌てて樹の隙間に逃げ込もうとしています。
 直に下にいる細川さんから掻き出し棒を受け取り、簡単に出すことに成功しました。
      
  そのとき私の右肩にポトンと何かが落ち、オスを手にした後に「今下に落ちたのはオオクワガタのメスかもしれませんから」と皆に伝えましたが後の祭りとなってしまいました。

     このオオクワガタ♂は42ミリと小型のオオクワガタでしたが、いつもこの場所はコクワガタが挟まっている程度のウロなのですが、その上部をオオクワが少し掘って広くしたらしく、小型の♂であれば今後もオオクワが採集できる場所になっていました。

            


千葉県産オオクワガタ オオクワガタ
千葉県印旛村樹液採集個体65ミリ

  昨年の本命の洞を覗くと、大歯形のオオクワガタがこれまた慌てて奥に逃げ込もうとしています。
しかし、油断をしていたので奥に入られてしまいました。
かろうじて大顎の先が見えています
しかし洞は入り組んでおり掻き出し棒が奥まで入らないために少し時間を空けることにしました。

  時間稼ぎのために、今年第一号47ミリ♂を採集したポイントに行きましたが、既に多分子供達の仕業でそこの樹皮はめくれ、もう樹液は止まってしまい、オオクワガタの住める所は無くなっていました。

  他の樹には相変わらず、カブトムシとコクワガタは一杯付いており、目線の位置にある小さな樹皮の割れ目から一緒に行った少年たちが必至になってコクワガタを掻き出しています。
かなり狭い隙間に入ったコクワガタ♂を取り出すことが出来ない様で悪戦苦闘しています。
そこで私はどこをどうツッツクとクワガタはどう動くのかを実践して、簡単に取り出して見せてあげました。

  30分ほど時間をつぶし、目的の樹にライトを消したまま登って、穴をいきなり照らすと手前にオオクワ♂が出て来ており、掻き出し棒をすかさづ差し込みましたが、エルのじのほうではなくストレートのほうを差してしまい、下にいる細川さんに木の枝をもらい差し替え掻き出し棒を使って出そうとしましたが、雨で滑り左手に持っているライトの焦点が中々合いません。
仕方なく人差し指を中に入れオオアゴを挟ませ手前まで出てきたところを人差し指と親指で掴み、足を浮かせるようにゆすりながら洞の入り口まで引っ張り出しました。ここから先は簡単です。
洞の入り口付近まで来たところを掻き出し棒でお尻をつっき取り出しに成功しました。

  67ミリほどありそうで、今までのワイルドの中では一番かっこよく、胸背と頭部の間の微毛もしっかりと有り、顎先の磨耗も無く、野外活動を開始したばかりの固体であることを確認しました。

  この洞は昨年は3オス1メス採集した場所ですが、数週間前に来たときにはまだ穴の奥3/2は土などで埋まっており、入り口近くにカブトムシが集っていました。

 オオクワガタは洞に入ると綺麗に掃除します。
 洞の中にはオオクワと一緒に小さな蟻がたくさんいましたが、たぶん土が溜まっていたのは蟻の巣だったのでしょう。
  と言うことは、この洞は本当にまだオオクワガタが入ったばっかりだったのかもしれません。
 この日は少年たちと一緒で余り遅くなれないので、他の採集場所は回らずに帰路に着きました。
  ♂大の方は68ミリはあるかとも思いましたが、かぶくわMGMに帰って計測すると、体長65ミリでした。(最大長67ミリです。)
 これは体が太く、すばらしい個体なので実際より大きく見えたのだと思いました。
 細川さんたちが店から帰る時に、松尾兄弟に「これ大事に飼ってね!プレゼントだよ。」
と小さい方の♂を渡すと彼らは大感激してしました。
 これからの一週間が勝負だと思うので、私は毎日通うつもりです。