オオクワガタ採集記2002年千葉県Y町

2002年外房方面へ、ゴールデンウィーク頃から、週に一度のペースで通い一夏で、1オス2メスのオオクワガタを採集しました。このポイントは、千葉県では有名所であり、運が良くないと、なかなかオオクワガタには巡り合えません。

5月初旬はまだ下から見ていても虫の数が少なく樹液も出ているのか判らず確かめるために昇ってみると数箇所に少しの樹液と極小のコクワガタがいるだけでした。6月になるとコクワガタも形も大きくなり数も増えてきました。今年は異常気象なのか6月1日にノコギリクワガタの長歯形と中型のカブトムシのオスを捕まえました。

6月3日

友人のK氏が「20年ほど前に弟がオオクワガタ捕まえたところに案内してあげるよ」とのことで、午後8時過ぎ出発した。そこはクヌギの大木が並び下草も手入れしてあり雰囲気的には良いがオオクワガタが隠れることの出来るような洞や穴が無かった為にそこを後にした。10分ぐらいいのところにYのポイントがありそこに向かうことにした。私が樹に登り洞という洞をこまめにチェックしていると細かい樹の皮などが下に落ちそれを下にいたK氏がクワガタと思い一生懸命になって探しているようだ。「まあ、採集の素人はこんな物だろうと」と思い下に下りるとK氏が「ハイ、コクワ」と手渡された。見ると筋がありピカピカと光っている私は「オオクワですよ」と声をかけると「エッそうなの」と少し驚いていたのです。ビギナーズラックというよりも強運の持ち主なのだ。確かに36ミリのメスはいつもアンタエウスのメスばかり見ているK氏にはコクワガタのおメスに見えたのであろう。

7月14日

宮氏と採集に行く予定意を立て、TからYのポイントについた。樹に忍び寄り正面と裏、二手に別れ同時に照らす、だが何も見当たらず樹に登り洞をチェクしていくと裏側の一番上のところに一目でオオクワガタとわかるものが腹向きに頭だけ隠れている。

手ぶらで昇ってしまい「宮さん、間違いなくオオクワ、50ミリ後半はあります、車載道具の中からドライバー持ってきてください」とお願いすると、ホイルナットを緩める工具しかなくそれで樹を軽く叩くことにした。コンコンと音が響きオオクワガタはあわてて出てきたのです。後に計測すると41ミリと立派なメスでした。満足して一段下に降り工具を下に捨て、そこから下まで降りてしまおうと思ったのですが、せっかくここまで登ったので二股の表側を覗くことにしました。二メートルほど登り洞を覗くと腹部の先1センチぐらいが見え60ミリは有りそうな個体がいます。少し下り、宮氏に交互を拾ってもらい又照らすと1分ほどの間に向きを入れ替えこちらに顎を向けています。指を挟ませ引きずり出すことに成功し、下にいる宮氏に慎重に放り投げると、「今までで、このきでは一番の個体だよ」と興奮している。私もすぐに樹を下り車に乗り込み移動し2人で自販の缶ジュースで祝杯を挙げながら、ひょっとして70ミリ位あるかもしれないね、と話しながら帰路に着きました。

 計測結果 オス66ミリ ワイルド個体ではこんな太い顎は初めてです。オス、メス共に慌てて逃げた為と、大き過ぎて全身が隠れ切れなかったようでした。

過去5年間、年に二,三度しか足を運んでいないが、捕まえることの出来なかった場所で、一頭採集すると次々捕れてしまい、今年は、私の運が良かったのでしょう。

 来年も、又オオクワガタに出会えることを願っています。

TOP